この世界に誕生した多くの人間達は、生まれてから亡くなるまで「死」へ向かって歩んでいきます。「死」とは決して怖いものではなく、恐れることのない「無」になります。
誰もがその「死」を経験し、そしてまた輪廻転生(生まれ変わり)の際に忘れ、再度恐れるものなのです。この経緯にはきちんとした神々の意図があります。こちらは後ほどお伝え致します。
亡くなった魂は、死者の国と呼ばれる黄泉の国へと参ります。
これがいわゆる「霊界」となります。
何層にも連なったその霊界こそが、魂の誕生そして魂の帰還(ホームグランドへ戻る)の原点となる場所となります。
人間として生まれた者達の中で「神格化」され、神と化し萬の世界を治める役目についた者が居ることは以前お伝え致しました。
最近は、神格化されるまで昇りつめた者は少なく継続的な祈りの結果で魂のレベルや恩恵も異なるのであまり見かけることはなくなりました。
実在した人物で神格化され、神となった者の中に歴代の天皇が挙げられます。
一番の有名どころで申しますと、歴代天皇がその地位をあげるのではないでしょうか。
中でも「仁徳天皇」を挙げておきます。
彼は16代目天皇として、 大仙陵古墳も有名です。
何かと私生活まで監視、管理の元皇族として過ごさなくてはならない身分を考えるとその時代では珍しいほど人間らしい(民の近い存在)人物であったようです。
税金免除など色々な策を練り、民の苦しみを和らげる努力をしたのだとか…
しかし、時として情の厚い男性でもあったようですね、逸話もいくつか残っています。
男性では珍しくもないとは思いますが、とても女性がお好きだったようです。
少々嫉妬深い皇后をついには怒らせ、家を出て行かれています。
大仙陵古墳は、全周を水で囲まれている作りとなっております。
秀吉の時代には、狩りなどをしてお墓で楽しんでいたようです。
数多くの歴史書の中には、信仰の対象とされ崇め称えられた者達も多いです。その多くは祈りの結晶によって神のような力を授けられ、神化した者となります。
歴史の名を残す方々の多くは、遺された者たちからの信仰、祈りでレベルアップしてくと思って頂けると分かりやすいと思います。
ぜひ、機会があれば大仙陵古墳へ行かれてみて下さいませ。
きっと人間味溢れる導きを授けてくれると思います。
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