• 鈴ノ音

目につく鼻につく気に障(さわ)る

日々の生活を繰り返す中で、人との関りは絶対に切れることはありません。

ましてや同じ屋根の下、自分の家族であれば尚更です。

家族と言っても一人ひとりの持つ価値観や領域には大きな差があり、親は子供を自分の領域に治めようと共有し、子供は親の持つ価値観を理解しにくい事が多々あります。

ここまでは許せる..という範囲が領域であって、自分自身のテリトリー聖域なのです。

そして価値観は、○○だと思うと考えることです。自身の設けた基準値です。

同じ映画を観て感じた感情や感想は、同じ家族でも他人同士でも「面白かった」や「楽しかった」の一言で終われば価値観が似ていると思いがちです。

しかし、じゃぁ具体的にどんな感想を持った?と尋ねてみると自分が観て感じた価値観と大幅に違っていた、観る方向性が大きく異なっていたとなるわけです。

こういうことはよくあります。

大人になるにつれて、作り笑いや愛想笑いが出来るようになり相手へ合わせる「ふり」をすることが出来るようになっていきます。相手を持ち上げ、気持ちよくなってもらう術を集団社会の中で自然と身に着けていくのです。

決して、人と合わせることが悪い事ではありません。..人と合わせる、のではなく自然と合う人を探し共に過ごすことがストレスを軽くし、自身の領域を汚すことが少なくなるのです。

しかし、家族となると他人に対しての価値観の譲歩、自身の領域への侵入許可についてそう簡単には譲れない場合も出てきます。家族だからこそ、親、子供だからこそ余計に自身のペースを理解してもらいたい、価値観の共有を強制的にはかろうとしてしまうのです。

親は子供を教え導く存在であって、決して子供の持つ概念や価値観を汚す存在であってはなりません。また子供も親を敬い慈しむ存在であって、決して親の持つ感情や人格を否定してはいけないのです。

大人になるにつれて我欲が出てきて、こうしたい!こうなりたい!そんな気持ちが強くなります。抑えつける言動は慎み、見守る静止した姿勢で迎え入れる努力を惜しまないで下さい。また、子供も親に対してみる感情を理解し、受け止め一人の人間だということを尊重するべきです。

「目につく鼻につく気に障る」そんな日常を過ごしている方がいるのであれば自分自身を一度見直し心改める必要があります。

嫌いな人を作ってもいいです、しかし嫌いな人でこの世を埋め尽くす程、皆様の心は立ち止まってはいけないのです。



#家族へ求める価値観よりも一度自分自身を見つめ直す#家族との絆#他者を理解する