命は与えられた天寿を全うしてこそ、その尊さや偉大さに気づくものです。
常日頃から大切にしてきた命だと思いながらも、つい大丈夫だと考えおろそかにしてしまいがちです。
神が与えた命だとよく聞きますが、違います。
神が与えたのは「寿命」です。
命そのものは、人間が転生を繰り返しながら育み誕生させるものです。
命を生むことも命を育むのもまた人間です。
命の灯には限りがあり、それは神が与えた「死」へ対しての尊さを学ぶ最大の課題です。
「死」は恐いものでは決してなく、受け入れる心に宿る一種の悟りを人間は味わうことが出来る非常に価値あるものです。
限りある命だからこそ毎日一生懸命人に尽くし、人の為に生きることは他ならぬ自分自身の為になります。
生まれた瞬間から私たちはその最大の課題に向かって走り続けているのです。
走り続けた証が、亡くなる直前と後に視られる景色なのです。
自分が亡くなるその瞬間、どれだけ多くの人が涙をするか…そして、どれだけ長くその記憶に留めてもらえるのかが「生きた証」になります。
命を大切に、そして皆さんで育もうとする心がとても大切なのです。
#命を大切に#神から与えられたのは「命」ではなく「寿命」#全うする生き方
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