本日は、阿加流比売神(あかるひめのかみ)についてお伝え致します。
こちらは女神であります。数ある女神の中でも稀に「石から生まれた神」とされています。
祀っている社は数少なく、東北では目にしたことがまだありません。
恐らく謎多き女神であると共に、朝鮮半島に名を受け生まれた神であるからかもしれません。
基本的な女神の能力や性質は、とても美しく赤い玉から生まれたことにより太陽関連の神であると言われています。
阿加流比売神は、天之日矛(あめのひほこ)の妻としても知られています。
天之日矛は、朝鮮半島の王子と言われており、とても古い神の一人です。
皆さんが知っている天照大神や須佐之男命と同じくらいでしょうか..?
神に年齢を尋ねることがまず無いので正確には言えませんが、とても昔から居ます。
しかし、天之日矛と夫婦とはなりましたがこの二人。実はお別れになっております。
神界では昨日「結婚、離婚の概念はない」とお伝えしましたが…そういった類いのものではなく、説明が難しいのですが神にも性格や感情のある神も居るという形になってしまうのでしょうか。
さまざまな神々の中には、「もう我慢できない」と思う方々も少なからず居るという事ですね。そう考えると、奥の深い話で少し興味深いですね。
ただ、これは阿加流比売神の悪行でこうなったのではなく天之日矛の今でいう「モラハラ」に耐えられなくなった…という形でお伝えするのが妥当かもしれません。
逃げる際、天之日矛は追いかけましたがその行く手を他の神々が邪魔をしさえぎったそうです。
実は私は、この内助の功のお手本ともなる女神とお逢いしたことがまだありません。
記憶が無いだけなのか、、というのも元は朝鮮より生まれし神でありまして。
天之日矛とお別れになった後は、国の朝鮮へ帰ったとのこと。
元々話を聞く上では、表舞台に立つのがそんなに好きな方ではないようです。
太陽関連であれば、目立つ存在感のある神が多いような気がしましたが…。
一度お会いしてみたいのですが、いらっしゃる社も大阪や大分にしか鎮座していないとも聞きますし…なんだか、謎めいてミステリアスな所がますます興味をそそられますね。
こちらの女神のご利益は、「再起」「女性の福徳」となっており、再びやり直す、一からやり直す、再起に野心を燃やす方々、そして女性の方にはとてもご利益のある女神となります。
ぜひ、見つけられた方は手を合わせ福徳を頂いて下さいませ…☆彡
#阿加流比売神#天之日矛#朝鮮#新羅の王子#内助 の功
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