如来とは、ブッダ(仏)を意味します。仏道に精通し、悟りを開いた方を仏とも呼びます。
昨日アップしたサンスクリット語にも記載されている梵語では「真実から来た者」という和訳になります。
仏界の中でも最高位の位になります。
如来という言葉(位)がつく者は何人かいらっしゃいます。
例えば、阿弥陀如来(あみだにょらい)…釈迦と同様にインドの王です。修業の末、最高位の位の「如来」を手に入れた方です。現在は、「極楽浄土の主」と言われています。
そして、釈迦如来…この方は有名ですね。仏法の開祖です。先程もお伝えしたようにインドの王です。衆生の四苦を取り祓うため修業に出て如来となりました。
人はなぜ生まれ、なぜ死ぬのか。そしてなぜ悩み、なぜ病気になるのか…と疑問疑問でそれを解決し悟りを開くために旅に出た方です。そして悟りを開き仏法の開祖となりました。
釈迦如来に学び、共に悟りを開く修業をした弟子たちは多くおりました。中には挫折する者も多かったそうです。悟りとは、物の捉え方を根本的に変えるという事も意味しています。無欲、無害これは自然界、仏界、神界でも辿り着くことはそう容易ではありません。
悟りを開いた先に見えるものは何だと思いますか?
…「無」です。これこそが物の始まり、そして終わりを告げています。
何もないのです。何もないこと、それすなわち悟りであります。
如来は、慈愛に満ち迷いと煩悩で彷徨い続ける人々や仏達を導いています。
救われたいと願う気持ちを如来は汲み取り、手を差し伸べてくれているのです。

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